テレビ、映画、舞台などで活躍している俳優の今井雅之自ら脚本、演出、主演している映画「THE WINDS OF GOD」がこの秋から全米で上映されるため、プロモーションなどでニューヨークを訪れた。数日間の滞在中は日本国総領事館や国連本部に表敬訪問、上映にあたっての協力を依頼していた。また、12月7日にニューヨークで上映されることが決まっており、劇場の視察も兼ねた。今井さんは「アメリカ人に特攻隊の心を知ってもらいたい」など熱っぽく語った。
「日本人が真正面から取り組まない、目を背けようとしていることを堂々とぶつけたかった」。
この「THE WINDS OF GOD」(ザ・ウインズ・オブ・ゴッド)は神風特攻隊をテーマとした今井雅之作の戯曲ならびに小説。88年から国内外で上演され、95年に最初の映画化が行われ、05年にはDonDokoDonの山口智充とV6の森田剛が主演してテレビドラマ化された。