よみタイム|2024年7月12日号・Vol.473デジタル版 & バックナンバーはこちら

イタリア老舗磁器で楽しむ「カフェ・ジノリ」

イタリア老舗磁器で楽しむ
ランチ&ティータイム「カフェ・ジノリ」
バーグドルフ・グッドマンにオープン

イタリアの老舗高級磁器ブランド「ジノリ1735(GINORI1735)」は6月20日、ニューヨークの老舗高級デパート「バーグドルフ・グッドマン」のローワーレベルに「カフェ・ジノリ(Café Ginori)」=写真①=をオープンした。

カフェ・ジノリ(Café Ginori)
①「ジノリ1735」のフラッグショップの雰囲気を反映させた「カフェ・ジノリ」

「ジノリ1735」(旧社名・リチャードジノリ)の創業は1735年に遡る。

当時、北イタリアに存在した国家「トスカーナ大公国」で、ドッチアを治めていたカルロ・ジノリ侯爵が開窯したのが始まり。侯爵は、「ホワイトゴールド(白い金)」と呼ばれた白磁の製造を目指し、自ら原料の土や発色を研究、イタリア初の白磁を完成させた人物だ。

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侯爵のクラフトマン・シップは受け継がれ、天才芸術家のジオ・ポンティ、モダニティの巨匠ジョヴァンニ・ガリボルディ、近年では日本の皆川明もデザイナーとして参加。バラエティ豊かな磁器を生み出している。

ジノリ最古の代表作「ベッキオホワイト」は、気品あるバロック模様のレリーフが特徴。オリエント急行で使用されていた食器「オリエントエクスプレス」は、コレクターアイテムだ。

カフェ・ジノリ(Café Ginori)
②「オリエンテ・イタリアーノ」シリーズ Café Ginori at Bergdorf Goodman. Photos by Angela Hau

「カフェ・ジノリ」は、「ジノリ1735」のフラッグショップの雰囲気を反映。同社のデザインアーカイブから着想を得たテーブルウェア「オリエンテ・イタリアーノ」=写真②=と、その模様を配した壁紙、イタリアのテキスタイル・ブランド「ドムス(Domus)」によるクッションやファブリックを使用し、ジノリの世界観を再現。

ランチタイムには、「オリエンテ・イタリアーノ」のデザインと色、独自性を強調するような盛り付けで食卓を演出。イタリアの古典料理を独創的に再解釈したメニューが並ぶ。

ティータイムでは、ドラマテッィクなデザインの「ラビリント」や、遊び心に溢れた「イル・ヴィアッジョ・ディ・ネットゥーノ」で、紅茶やコーヒー、イタリアの菓子、軽食などをサーブ。午後4時からはイタリアの伝統的な「アペリティーボ(食前酒)」も楽しめる。

同店では予約を奨励、電話またはオープンテーブルで受け付けている。

また、カフェで使用されるジノリの磁器は、同デパート7階で販売。イタリアの歴史の一部を自宅に持ち帰ることができるユニークな食体験となる。

  • Café Ginori at Bergdorf Goodman
    ■営業:11:30am〜6:30pm
    ■予約奨励: Tel: 212-872-8708
     オープンテーブル(www.opentable.com)
    ■場所: Bergdorf Goodman, lower level
     754 5th Ave.
    https://www.bergdorfgoodman.com
カフェ・ジノリ(Café Ginori)

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