「ニューヨークをピカピカに!」
路上掃除ボランティア団体「BAB」
参加者募集中
ニューヨーク市の路上掃除ボランティア団体BAB(Big Apple Beautifiers)(代表・佐藤輝高)が8月18日(日)、ブルックリンで「NYおそうじ大作戦!幸運を拾う街頭清掃プロジェクト」を行う。参加者を募集中だ。
合言葉は「ニューヨークをピカピカに! 笑顔を作るゴミ拾い」。参加者は各自、軍手やトングなどを可能な範囲で持参すること。掃除終了後は、今回の掃除場所であるギャラリー裏庭で、BBQを楽しむ。
BABは2006年設立。ニューヨーク市内での清掃活動を通じて、地域社会の美化と環境保護に取り組んでいる。
代表の佐藤氏は、次のように世界のゴミ事情を説明し、ゴミを減らし、街を綺麗にする草の根活動への参加を呼びかけている。
「ニューヨーク市から出るごみは毎日5万トン。特に街でポイ捨てされたプラスチックごみは、流れ流れて海にたどり着き、それを小動物や魚が食べ、窒息死する海洋生物が増えていることをご存じですか? その路上のポイ捨てゴミの量たるや、年間800万トン(エンパイアステートビル44個分)。さらに、日本の国土の4倍もある太平洋ゴミベルトは、今や太平洋だけでなく世界各地に広がっています。そしてその80%が陸からのゴミだと言われています。
BAB立ち上げ当初は奇異な目で見られがちでしたが、17年間活動を続けてきた結果、今は地域住民から寄付や参加協力が得られるようになりました。さらに、街が美化されると犯罪が減るというデータもあります。BABは、街をきれいに保つことで安全なコミュニティーを作ることを目指しています」
路上掃除ボランティア団体「BAB」参加者募集
- ■8月18日(日)9:50am〜12:00pm※終了後BBQ
■会場:Thomas Vandyke Gallery
434 39th St., Brooklyn
※地下鉄D・N・R線36th St.駅下車、徒歩7分
■持参するもの:軍手、トング(あれば)など
■申し込み:soujiny@gmail.com 代表・佐藤輝高(テリー)さんまで