村瀬二郎記念奨学事業
「ビヨンド・トゥモロー」
学生10人来米
「公益財団法人教育支援グローバル基金」による教育支援事業の一環「ビヨンド・トゥモロー」は、日本の若者を対象に、「ジャパン未来スカラーシップ・米国サマープログラム」を実施。選抜された学生10人=写真=が来米、9月13日にジャパン・ソサエティーでフェアウェル・パーティーが開催された。
「ビヨンド・トゥモロー」は、様々な事情で社会経済的に困難な立場に置かれた若者たちの社会参画を促進。奨学金支給や人材育成プログラム、調査・発信活動を行っている。これは、日米の架け橋として多大な貢献を残した故・村瀬二郎氏の遺志を継ぎ設立された「村瀬二郎記念奨学金」の事業として、米日財団、東京クラブ、ニューヨーク日系人協会、ジャパン・ソサエティ、および個人寄付者の多大な支援により実施された。
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学生たちは9月8日にニューヨーク着、ノグチ・ミュージアムや大学および教育機関などを訪問し、10・11日にはワシントンDCへ。世界を変えるリーダーとしての将来像を描き、幅広い視野からキャリアプランを考えることを目的に、見聞を広めた。
パーティーでは、看護学を学ぶ小林朱里さんが代表で感謝の意を表明、今後の抱負を述べた。数班に分かれた学生たちは、地域への貢献や人材育成などをテーマに英語でプレゼンテーション。それぞれが描く未来やビジョンを披露した。