「進撃の巨人」初の海外公演
ニューヨーカーに大ウケ!
コミックス累計発行部数1億4千万部を突破した諫山創(いさやま・はじめ)の大人気漫画「進撃の巨人」を舞台化した「進撃の巨人-the Musical-」が、10月11日(金)から13日(日)、「ニューヨーク・シティー・センター」で全4公演が上演。海外初となったニューヨーク公演は大成功を収めた。

10月10日に開催されたプレスイベントでは、本番さながらの迫力あるシーンを披露。加えて、演出を手掛けた植木豪氏を筆頭に、エレン・イェーガー役の岡宮来夢、ミカサ・アッカーマン役の高月彩良、 アルミン・アルレルト役の小西詠斗、リヴァイ役の松田凌、エルヴィン・スミス役の大野拓朗らが質疑応答に登壇。植木氏は「進撃の巨人」の本来の世界観をいかに舞台上で演出するかなどを力説。キャストたちは、巨人と戦う彼らの内面から溢れる強い想いや揺るぎない勇気を伝えたいと、語った。
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本作ではプロジェクター、バルーン、パペットを併用することで舞台上に出現する巨人の圧倒的な存在感を表現。音楽・ダンスに格闘シーン、それらに加え、見せ場の空中戦ではキャストをワイヤーで宙吊りにしたアクションなど、大胆かつ多様な表現は圧巻。漫画やアニメーションとは異なる「ミュージカル」という枠の中で、新たな「進撃の巨人」を完成させた。
当日の公演は日本語で、ステージ横には英語の字幕スクリーンが設置。観客はほとんどが進撃ファンであったことから、コスプレでの来場者も多数。舞台に主要キャラクターが登場すると、セリフが聞こえなくなるほどの大歓声が上がるなど、大はしゃぎ。ニューヨーク公演は、最後まで大いに盛り上がった。
