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北前船の歴史を受け継ぐ邸宅が宿として再生
母屋と蔵を活用した個性豊かな全3室
2026年6月11日投稿
石川県小松市・安宅町に2026年7月1日、北前船主だった沖家の邸宅を再生した全3室の宿「安宅ノ宿 沖」(あたかのやど・おき)が本格開業する。北前船の寄港地として栄え、歌舞伎「勧進帳」の舞台としても知られる安宅町に誕生したこの宿は、歴史ある母屋と蔵を活用した3つの客室を備える。

宿のシグネチャールームとなる「凪」(なぎ)は、沖家の母屋を生かした客室。中庭を望むリビングや複数の寝室に加え、ロウリュ対応のプライベートサウナも備え、最大8人まで宿泊できる。まるで歴史ある邸宅を一棟貸しで利用するような滞在が楽しめる。



「月明」(げつめい)は蔵を改装した2階建ての客室。白壁の重厚な扉をくぐると、木の梁や柱に囲まれた落ち着いた空間が広がり、天窓から差し込む自然光が印象的だ。夜にはやわらかな灯りが蔵の内部を照らし、昼とは異なる表情を見せる。



もう一つの蔵客室「汀」(みぎわ)も2階建て。蔵特有の静けさに加え、縁側のようなゆとりあるスペースを備えるのが特徴だ。光や風、庭の気配を感じながら、何もしない贅沢な時間を過ごせる空間となっている。



館内には九谷焼ギャラリーも併設されており、宿泊者は滞在中に石川の伝統工芸に触れることができる。朝食には、炊きたてのご飯や汁物、小鉢に加え、魚を卓上の七輪で炙りながら味わう和朝食を用意。歴史ある邸宅で迎える朝に、土地の食文化や暮らしの空気を感じられるのも魅力のひとつだ。

歴史的な建築に泊まり、工芸に触れ、土地の食を味わう。安宅という港町に積み重なった歴史と文化を体感できる、わずか3室の特別な宿。
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安宅ノ宿 沖
■住所:石川県小松市安宅町ワ35
■開業日:2026年7月1日(水)
■電話番号:0761-48-7434
■メール:oki@ataka-komatsu.jp
■公式サイト:https://nipponiakomatsu-atakanoyado.com
■公式予約サイト:https://www.chillnn.com/ja/19bb18fe99376/info/