田中さん、肩痛を克服して優勝
寒風の中、40人辛うじてフィニッシュ
だんだん日が短くなり、午後のスタートだとフィニッシュが危ぶまれます。
「早めにスタートできる」ことでしたが、多くのコンペが入っており、結局はいつもと同じく午後１時前のスタートとなりました。特に我々の前には、国連のパン・ギムン事務総長グループがプレーしていたとかで、SPなどがおり、ゴルフ場にも緊迫感が漂いました。
前回もアウトとインの組のホールアウトの時間が、あまりにも違い過ぎたため「くれぐれも前の組に遅れをとらないように」と幹事から要望がありました。プレー時間を早めるため「枯葉ルール」では、ラフなどに入ってボールが見つからなくても「ペナルティーなしでのプレー」などやさしいルールにしました。
心配していたプレー時間はやはり「各ホール待ち状態」がだらだら続きました。だんだん寒くなり終盤には手がかじかんでくるし、太陽は落ちて日が暮れてくるしで、結構危うかったのですが、午後６時すぎ何とか最終組がホールアウトしました。
さて、今回は偶数月で男性は白ティーということから、かなりの好スコアが期待されました。ところが、皆さんどうしたんでしょう。寒さのせいでしょうか？。グリーンせいでしょうか？。思ったほどスコアが伸びません。普段なら平気で70台で回ってくる平田満米さん、武田宜巳さん、サミー宮本さん、山本俊一さん、石田義男さんらが80台と平凡な成績に終わりました。ネットスコアもいつもならアンダーが数人でましたのに、今回はたった１人。
そんな中「肩の調子がよくない」と嘆いていた田中盛章さん（タタニ72）がベストグロスの81、ハンディ10、ネット71で見事優勝です。「インからのスタートでしたが、いきなり７、次のショートも７で、今日は終わり、と開き直りましたら、スーと肩の力が抜けて、まっすぐドライバーが飛ぶようになりました」と細い目をさらに細くさせて喜んでいました。２位には、かつてロングヒッターとして鳴らしたこともある幹事の加賀義彰さん（日本オートリース）が「２位は多分初めて」とこちらも自慢のひげをさすりながら、喜色満面でした。３位は、橘田信一郎さん（堀越ＵSＡ）で、72歳とは思えない安定したドライバーと巧みなパットで入賞しました。
月例会は残すところあと１回です。まだ優勝していない方、最後のチャンスですよ。
（文責・吉澤信政）
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