9月度・月例会結果


念願の初勝利を手にしANA・松井支店長からトロフィーを受ける郡司さん(左から2人目)。2位の吉澤(右から2人目)、3位の橘田さん(右端)

郡司さん、無欲の初勝利
櫻井大使夫妻もゲストで参加

 前夜の雨、午前中の瞬間的豪雨、天気予報によると「雨時々曇り」。今年のANAニューヨークシニア会ゴルフトーナメントは、4月の雨天中止、8月の雨天による途中中止と本当に雨に重なる日が多いです。「また、中止か」と幹事の人たちは空を見上げながら雨が降らないことを祈っていました。

 その甲斐あってか、また、特別ゲストで櫻井本篤総領事(大使)・信子夫妻が参加したせいか、天気予報は大外れです。途中からは太陽が顔を見せたほどです。

 さて、ゴルフの方ですが、今回も40人が参加しました。初参加は櫻井大使夫妻はじめ、フジ・エレクトロニクス社長の杉浦一夫さん、ピアニストの針ケ谷郁さん、TVジャパン社長の谷村啓さん、リコーコーポレーションの野中秀嗣さんでした。毎回新しいゲストが参加、会もどんどん広がりを見せています。


スタート前、櫻井大使夫妻を囲んで記念撮影

プレイ終了後、食事を楽しむ櫻井大使夫妻

初参加で挨拶する杉浦・富士電機アメリカ社長

「十分ゴルフを楽しみました」と話すTVジャパン・谷村社長
 今回は奇数月ということで、男性はブルーティー、女性はいつも通りレッドティーからで、午後12時30分アウト、イン両方から5組みづつのスタートです。前回優勝の石田圭子さん(IACEトラベル)は「33」から「22」に減ったため「もう優勝は当分できません」と諦め顔。この会は実力者が多く、優勝するのは至難のワザだ。特にブルーティーは 距離も長く、スコアメイクも大変。

 そんな中、見事なスコアで優勝したのは郡司裕美さん(NYTHマネージメント)。アウト45、イン44、グロス89、ハンディ18、ネット71と1アンダーでの優勝です。郡司さんは数年前までブラザーインターナショナルの社長を長い間務めていました。今は独立して自分のマネージメント会社を起こしておりますが、ゴルフの腕は相当なもの。しぶといゴルフで、ミスショットしても、しっかりリカバーしてパー、ボギーで上がってきます。

 「最近は100も切れない」などと謙遜していますが、今回は90を切っての優勝でした。「このコースは難しい。今日は大使夫妻と回らせてもらって元気をもらいました。80台は久しぶり」と満面笑みを浮かべていました。

 2位には幹事でこの文章を書いている吉澤信政(よみタイム)が入りました。相変わらずひどいティーショットでしたが、寄せとパットが時々決まりグロス「90」、ネット「72」のイーブンパーです。3位は橘田信一郎(掘越アメリカ)さんでした。一時は短いパットが入らない「イップス病」で大変でしたが、長いパターに代えて克服、上位進出です。

 プレー終了後は楽しい食事とゴルフ談義。相変わらずギャンブル好きの人は、賭けをしている人がホールアウトすると近づきスコアカードを見ながら自分のスコアを読み上げ、指折り数えて「ワワンアップ」「ツーアップ」などと得意気にやってました。

 食事をしながら特別参加の櫻井大使があいさつに立ちました。初めての民間人からニューヨークの総領事になって約半年。政府との考えの違いを味わいましたが、非常時での安否確認システムを立ち上げたり、窓口の応対の改善など自分なりに改革をしているそうです。「苦情があれば、直接言って下さい」とまでいってくれました。

 「愛される領事館」になればいいですね。加えて、信子夫人のゴルフは見事でした。ショットも安定していて女性軍のトップの成績です。来年は2人とも、ぜひ新会員になって下さい。

 なお新ハンディは郡司さんが12、吉澤は14、橘田さんが13です。

(文責・吉澤信政)

ANA オフィシャルページ www.fly-ana.com