優勝した大矢さん(左から2人目)。
まだ、信じられないのか緊張し放っし
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2位の平田満米さん(左)。
多くの大会で常に上位に入ってます
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3位の田中さん(左)
いつも安定しているゴルフです
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ラッフルでエコノミークラスの航空券を獲得した江川さん(中央)。2年連続です
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IACEトラベルの石田社長から全米どこでも行ける航空券を当てた早川さん(左)
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大矢さんが航空券2枚ゲット
総額7万ドルのホールイン・ワンは該当者なし
ニューヨークのビッグゴルフイベントのひとつとして定着した「第8回ANA・ニューヨークシニア会・チャリティーゴルフ大会」(主催・NYシニア会コミティー、協賛・全日空、協力・TVジャパン、よみタイムなど)が6月30日、ニュージャージー州のバリーオーエン・ゴルフクラブ(6066ヤード)で74人が参加して行われました。
この大会もことしで8回目。出場者も年々増えてきました。原因はチャリティーに限り年齢制限をなくし、オープンで誰でも参加できるようになったこと、さらに冠スポンサーである全日空が航空券を5枚も出してくれることなどがゴルフファンの感心を呼んでいる様です。また、ホールイン・ワン賞には10000万ドルの現金がかけられていますが、今年は、全部で4社がスポンサーになったため、総額7万ドルもの現金をゲットできるチャンスにめぐまれました。残念ながらだれも獲得できませんでしたが、大きな話題となりました。
さて、ゲームの方ですが、相変わらずの難コースで皆さん手こずったようです。何度も書いていますが、このコースは1997年にリンクススタイルのゴルフコースとしてオープン。パブリンクスでニュージャージー州のナンバー1にランクされ、ザガット誌では全米トップ50にランクされています。コース内に羊が放牧してあったり、途中でバグパイプの演奏が聞けるなど、スコットランド色たっぷりでスコアを気にしないでも楽しめます。 コースはアンジュレーションに富んだ高速グリーン、70余りのバンカー、さらにリンクス特有の長いラフが待ち受け、ショットを乱され大変苦労します。
午後1時30分ショット・ガン方式で74人全員がスタート、プレーが終了したのは午後6時30分を回っていました。クラブハウス隣りのパーティー会場で表彰式などが行われました。バーカウンターが設置され、お酒も飲み放題、食事はバッフェスタイルです。プレー終了後、参加者は三々五々に集まりプレーの感想を語り合い、笑い声と泣き声が聞かれました。
今年も司会をTVジャパンの野村アナが努めてくれました。会場奥のテーブルには豪華賞品が所狭しと並べられています。今回プレーをしないで裏方に徹してくれた幹事の安達正さんを中心に、わざわざこの大会のために駆けつけてくれたプライスウォーターハウスク−パーズの丸山博司さん、それに賞品のスポンサーとして来てくれたさくら商事の「ネコさん」こと満仲恒子さんなど多くの人が我々がプレーしている間に賞品並べなどバッチリと下準備してくれました。感謝感謝です。
競技は新ペリエ方式で行われました。前半、後半6ホールずつ隠しホールをつくり、12のスコアを足して1.5倍し、72から引いてさらに0.8を掛けるという図式です。その結果、優勝は大矢晃司さん(カラオケひよこ)でグロス80でハンディは7・2、ネットスコアは72・8。でした。大矢さんは40歳を超えたばかり。ゴルフ歴はそんなに古くはありません。ただ、集中力がすごく、覚えたら徹底的にマスターする人です。いつも上手な人とプレーしているので、上達も早く、5年ほど前まで「100が切れない」といってましたが、一度100を割ると、堰を切ったようにスコアがよくなって最近は70台の後半から80台と安定しています。
「お金をかけましたから」と本人は笑っていましたが、本当にゴルフにかけたお金は半端じゃなかったようです。(どういう意味かはご想像にまかせるとして)。ベストグロス賞は1オーバーで回った68歳の栗原玄三郎さんが獲得しました。苦労の甲斐あって見事の優勝をした大矢さんは「こんな大きな大会に出場して優勝なんて初めて。ラッキー以外何ものでもないですね」と満面笑みを浮かべていました。大矢さんには、全日空NY支店の川畑俊浩支店長からニューヨーク=東京往復航空券ビジネスクラス2枚と優勝の盾など多くの賞品が手渡されました。
表彰式に先立ち行われた恒例の福引き(ラッフル)では、幹事の田原みちさんと石田圭子さんが大活躍です。スタート前、受け付け横に陣取り、しっかりと参加者にラッフルを買わせていました。「あなたんとこ商売うまくいってるんだから沢山買いなさいよ」「終わった後だと忘れるから今買いなさい」と2人の熟女にいわれると思わず多く買ってしまうのです。さすがです。ということで、スタート前だけでも3000ドルも売ってしまったのでした。
ラッフルには全日空の日本行きエコノミークラス航空券、IACEトラベルから出された米国内航空券の他、豪華賞品が出されました。野村さんのMCで100近いあるラッフルが次々さばけられます。最後は全日空の航空券。射止めたのは何と江川清さんです。最後の最後もで出席を決めかねていましたが、土壇場で出場。何と昨年に続きビックな賞を引き当てたのです。強運な人です。売上金もこれまで最高の4050ドルとなり、一部をニューヨーク日系人会の奨学金プログラムに寄付することになっています。
当日は同会から竹田勝男、満仲恒子理事も参加「奨学金プログラムは年々規模が大きくなり今年は総額6万ドルを超しました。これもANAシニア会など皆様の支援の賜物です」などと話していた。
さて、ゲーム終了後参加者からとても参考になる意見を拝聴しました。というのは「新ペリエ」というのは隠しホールの合計が「48」にならなければ全体的に公平ではないのでは。というのです。今回は「45」でしたのでこれではよほどいいスコアを出さないと優勝できない、というのです。確かに今回はゴルフ場のプロショップに全てまかせたわけですが、12の中にショートホールが3つ(従来2つ)入っていました。それが「45」にしかならなかった原因のようです。
シニア会としても次年次から新ペリエで行う場合は「48」になるよう心がけていこうと思っています。
皆さんも、気のついたことはどんどん、幹事の方に具申して下さい。
(文責・吉澤信政)
アカデミックなグループは終わったあとも紳士的
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元ギャルたちはワイワイと楽しそうでした
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次代のNY日系社会を背負う人たち(?)
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