月例会(4月)

石田さんホールイン・ワン達成

 今年第1回目の「ANAニューヨークシニア会」の月例会が4月22日、ハワースカントリークラブで開催されました。同じ4月でも第1週は雪の中ゴルフをプレーした会員もいましたが、今回は真夏を思わせる気候で、半ズボン姿も見られました。コース周辺の木々もやっと芽吹き、一気に冬から春、そして夏に向っているようです。

 さて、ゴルフですが、名誉会長であるANAの松井太郎支店長の帰国が決まり、今回のトーナメントに出席できませんでした。でも、新会員として小野純枝さん、田島穣さん、岡本康夫さん、斎藤ゆきさんが参加、総勢35人が出席しました。

 今回は偶数月ということで、男性はホワイトティーから。ツワモノが多いシニア会でホワイトティーからだと、通常のブルーティーより3、4打成績がいいです。70台が4人です。優勝したのは、石田義雄さん。アウト38、イン36、グロス74。堂々としたものです。

さて、ここで大事件!?が発生したのです。 石田さんは、インからのスタートでしたが、後半のアウトの8番166ヤード(実測158ヤード)で8アイアンで見事に「ホールイン・ワン」を達成したのです。一緒に回ったのは佐藤憲法幹事、新人の小野純枝さん、ベテランの上村謙さんです。 石田さんは、7番か8番か迷った末、風がフォローだったことから8番に持ち替え、ゆっくりしたフォームでナイスショット。ボールはピン右手前数メートルに落ち、バウンドしてカップに向っていった。 「あれ!、入る、入る」といっていたら、本当にカップイン。 「入った、入った」と大騒ぎするもんだから、前の組みの安達さん、榎田さんらが8番ホールのグリーンに戻り、再確認。確かにボールがカップインしていたので「入ってましたよ」と両手でOKサインを送ったそうです。

 石田さん、おめでとう。本人に聞きますと、生涯4度目のホールイン・ワン。1回目はゴルフ始めて間もない30年前、2、3回目は15年前で1か月の間に2回だそうです。いずれも日本で那須カントリークラブ、茨城セントラルゴルフクラブでやったということです。

 昨年11月の最終戦で会長の田崎保勝さん(今年3月3日ご逝去)が11番で大会史上初のホールイン・ワンをやりましたが、2大会連続という快挙です。

 そういえば、皆さん覚えていると思いますが、3年前のチャリティー大会(場所はバリーオーエンCC)で石田圭子さん、築山治さんがホールイン・ワンを達成して1万ドルの現金をもらいましたよね。

この大会は、いつも何かがあるんです。石田さんがスピーチしていたようにゴルフの上手、下手の関係なく 「ゴルフは何が起こるかわからない」のです。皆さん、柳の下にドジョウは3匹も4匹もいるかも知れませんよ。

(文責・吉澤信政)

ANAニューヨーク・シニア会4月月例会成績


全日空人事
 全日空ニューヨーク支店では、4月1日付けで松井太郎支店長が帰国、後任には川畑俊浩氏が着任した。
 松井氏は全日空東京空港副支店長として赴任した。松井氏は2年間の勤務だったが、その間数々の業績の他、ANAニューヨーク・シニア会を盛り上げ会員80人を超すニューヨークで最大のゴルフ大会にのしあげた。
 川畑氏=写真=は鹿児島ラサール高校から東京大学に進学、同大学卒業後78年全日空に入社、総務部、航空本部運航業務部などのあと04年から米州室総務部長など歴任している。

田崎さん、やすらかに
27日、50数人集まり偲ぶ会
(3月27日)

 ニューヨークで最大の月例ゴルフトーナメント「ANAニューヨークシニア会」の会長で、ニューヨーク日系人会の理事などコミュニティー社会で活躍していた田崎ビクター勝保さんの偲ぶ会が、3月27日午後6時から、50人を超す友人が参加して日本クラブで行われた。

 田崎さんはさる2月20日フィラデルフィア近郊のゴルフ場でスキーを楽しんでいたが、途中心臓発作で倒れ、救急ヘリコプターで病院に搬送された。しかし、心臓は動き出したが、意識は回復せず3月3日午後12時すぎ逝去した。

 田崎さんは大のゴルフ好きで幾つかの月例会のメンバーに名を連ねていた。当日はシニア会、インペリアル会、IQ会(愛球会)といったゴルフ月例会のメンバーや九州の長崎、福岡、佐賀出身者の集まりである「ばってん会」、中央大学OB会「白門会」などのメンバーも参加して、田崎さんを偲んだ。

 田崎さんは1939年に長崎で生まれ、63年中央大学を卒業したあと、ブラザー工業に入社、65年ニューヨークに本社を置くブラザーインターナショナル・ニューヨークの駐在員。86年には副社長に昇格、工業用ミシン担当責任者となった。02年にアドバイザーに就任したが、04年にブラザーインターナショナルを退職、VTコンサルタント会社を設立して、日本から進出の会社のコンサルタントなどをしていた。在米40年以上でニューヨークの日系社会に君臨、豪放ながら面倒見がいい性格で多くの人に慕われていた。

ANA オフィシャルページ www.fly-ana.com