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2025年4月10日掲載
元タカラジェンヌAko氏、著書発刊記念講演を開催へ
JAAサクラ・ヘルス・フェアの一環として
ニューヨークを拠点に活動するAko(アコ)氏が=4月16日(水)、ニューヨーク日系人会(JAA)で著書「It’s me, Ako! ~NYで劇団を設立した元タカラジェンヌの話」(幻冬舎)の発刊を記念した講演会を開催する。JAAが主催する「第17回サクラ・ヘルス・フェア」の一環。

Ako氏は、宝塚歌劇団月組で、夏海陽子の名で活躍。退団後も女優として精力的に活動を続け、初代、藤間紫氏に師事し、師範名「藤間公紫」を拝名した。テレビや舞台への出演を重ねた後、渡米。2018年には、日英バイリンガルの非営利劇団「Amaterasu Za/アマテラス座」を設立し、芸術監督として指揮を執っている。
2024年には米国FX/Disney+配信の時代劇シリーズ「将軍 SHOGUN」で、伊代の方/大蓉院役で出演を果たし、国際的な評価を得た。
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同書はAko氏の幼少期や宝塚時代、ニューヨークでの俳優生活、「アマテラス座」の立ち上げ、「将軍 SHOGUN」出演までを5章に分けて綴ったエッセイ。
Ako氏は本書の中で、「今まで何度も、努力が報われず『これだけ頑張っているのにどうして?』と思うことがありました。ただ、私には幼い頃から良い俳優になりたいという目標があり、それがブレなかったことが幸いでした」と振り返る。また、「夢を追うすべての人に贈る一冊」と位置づけている。
当日は会場で書籍販売も開催(要事前予約)。価格30ドル。収益はすべてJAAへの寄付に充てられる。
■4月16日(水)6:00pm~7:30pm
■会場:JAAホール
49 West 45th Street, 5F
■参加無料
■書籍購入・事前予約はJAAの寄付ページ(https://jaany.org/donate-new)で「416ako」と明記し30ドルの寄付を。