JSギャラリーで2つの展示
伝統芸術と現代アートの繋がり
「アッキーブライト:スタジオ・インフィニティ」
ジャパン・ソサエティー(JS)のギャラリーで10月4日(金)から2025年1月19日(日)まで、2つの展覧会を同時開催する。
ひとつは現代アーティストのアッキーブライトを特集した「スタジオ・インフィニティ(Acky Bright: Studio Infinity)」=表紙写真=、もうひとつはJSでの舞台公演と併せて開催する「文楽バックステージ(Bunraku Back-stage)」だ。
JSギャラリーのシニア・ディレクター、ミッシェル・バンブリング博士は次のように述べている。
「2つの展覧会は大きく異なってはいますが、両方ともに創造的なプロセスを強調し、過去の伝統芸術と現代的なアプローチとのつながりが論点。同時開催することは、JSの舞台芸術や映画部プログラムとのコラボレーションを重視するという、ギャラリーの新たな方向性を示しています」

アッキーブライト:スタジオ・インフィニティ

イラストレーターでマンガ家のアッキーブライトによる、伝統芸術と現代美術のダイナミックな融合を紹介する。
「かわいい」と「カッコいい」を組み合わせた「かわカッコいい」作風で知られるアッキーブライト。ドローイングを得意とし、ディテールの描き込みと大胆な筆致が特徴で、「漫画スタイル」のユニークな世界観が注目されている。
Advertisement
本展では2つの絵画シリーズ、「KBK-18」と、「Ah-Un」を紹介。それぞれ、日本の伝統芸術や演劇からインスピレーションを受けて制作された新作だ。
他には、今年2月に米国マクドナルドが展開した期間限定グローバルキャンペーン「ワクドナルド(WcDonald’s)」のマルチメディア・デザイン、ミュージックビデオ「YOASOBI x Vaundy’s FRIES BEAT 2024」、ネットフリックスのドラマ「イカゲーム」の塗り絵など、企業向けに手がけた作品も多数フィーチャーされる。
Acky Bright: Studio Infinity
■10月4日(金)〜2025年1月19日(日)
■会場:Japan Society:333 E. 47th St.(bet. 1st & 2nd Aves.)
■一般$12、シニア/学生$10、JS会員/16歳以下無料
■TEL: 212-715-1258
■https://japansociety.org/gallery