コロンビアの搭乗員たち(左から)ブラウン、ハズバンド、クラーク、チャウラ、アンダーソン、マッコール、ラモーン The crew of the final ill-fated flight of the Space Shuttle Columbia, mission STS-107, in October 2001/NASA
コロンビアは、太平洋上空120キロの高度で大気圏に再突入を開始したが、その4分30秒後には左主翼前縁のセンサーが、これまでに観測したことのない張力が機体構造の桁に発生しているのを感知していた。それから5分後、西海岸のサクラメント上空を通過したあたりから、地上で見物していた人々にも異常がわかった。シャトルの描く軌跡が突然明るくなるのを何度も観測したという。再突入から14分後には、テキサス州上空で耐熱タイルが機体から剥がれ落ち始め、1分後には機体が破壊されていることを示す機長の言葉が録音されていた。そして、「Roger, uh…」――何に「了解」したのかは不明、その直後に絶望を示す呻き声で交信は永遠に閉ざされた。(敬称略、つづく)
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