よみタイム|2024年10月4日号・Vol.479デジタル版 & バックナンバーはこちら

「JAA奨学金」「本庄奨学金」授与晩餐会

「JAA奨学金」「本庄奨学金」授与晩餐会
「さまざまなアングルで見る目を持って」

「第54回ニューヨーク日系人会(JAA)奨学金」と、「第18回本庄奨学金」の授与晩餐会が5月31日、マンハッタン44丁目のハーバードクラブで開催された。

会場には在ニューヨーク日本国総領事館から森美樹夫総領事・大使を始め、受賞者とその家族、JAA会員ほか関係者ら163人が一堂に会した。

JAA奨学金
奨学金授与者、選考委員とともに記念撮影する受賞者たち

晩餐会は佐藤貢司JAA会長の挨拶でスタートした。

冒頭、奨学金選考委員長を務めた河村 諭氏(ノムラ・ホールディング・アメリカInc. CEO兼社長)、続いて在NY総領事館の遠藤彰首席領事が登壇。これまで長きに渡ってニューヨークの日系コミュニティに貢献してきたJAAの功績を讃えるとともに、未来を担う奨学金受賞者らに激励の言葉を贈った。

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キーノートスピーカーは、コロンビア大学院生で坪田信貴著のノンフィクション「学年ビリのギャルが1年で偏差値を40上げて慶應大学に現役合格した話」(通称:ビリギャル)で題材・主人公とされた小林さやか氏が務めた。

小林氏は自身の経歴になぞらえ、「諦めることなくチャレンジを続け、さまざまなアングルで物事を見る目を養って欲しい」と、受賞者へエールを贈った。

今回は、JAA奨学金総額7万 7000ドルと航空券(ANA日本往復航空券)が14人の学生へ、本庄国際奨学財団からは、5人の大学院生へ総額3万ドルが授与された。

JAA奨学金受賞者を代表し、村瀬ファミリー賞受賞のレイア・リーさん、本庄奨学金受賞のエレノア・レノーさんの二人がスピーチ。サポートしてくれた家族への感謝、引き続き弛まぬ努力を続けると誓った。

最後は、河村氏とともに奨学金選考委員長を務めた村瀬悟氏が閉会の挨拶。盛況のうちに晩餐会は終了した。

JAA奨学金

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