大久保如彌・個展
家族、安心、絆がテーマ
日本在住のアーティスト大久保如彌(おおくぼ・なおみ)の個展「Intimate Space, Entangling Threads」が、ブルックリンの画廊で6月8日(土)から始まり、8月3日(土)まで開催されている。大久保のニューヨーク初の個展となる。
大久保は、1985年東京都生まれ。武蔵野美術大学修士課程を修了し、2005年シェル美術賞展入選、07年トーキョーワンダーウォール賞受賞。韓国、香港、台湾、デンマークなど海外でショーを重ねた後、スウェーデン、ヴァールベリでのアーティストレジデンスプログラムに参加。スウェーデンの美術館Hallands Konstmuseumにも作品が収蔵された。
2017〜19年は、文化庁新進芸術家海外研修制度でニューヨークに滞在。その後、公益財団法人吉野石膏美術振興財団の在外派遣研修制度で滞在を続け、20年に日本に帰国した。
大久保は、他者との繊細な関係性をテーマに、多感な少女の内面を描く作品を発表してきた。「今回の個展では、家族や、安心できるスペース、絆といったものをテーマにしている」(抜粋翻訳)と大久保はコメントしている。
- 6月8日(土)〜8月3日(土)
会場:Fou Gallery 否画廊
410 Jefferson Ave #1, Brooklyn
TEL: 917-689-9355
www.fougallery.com