NYのトイレ事情が進化!
位置を示した地図も発表
「Ur in Luck」計画
エリック・アダムスNY市長は6月3日、市内5区すべての公園に、公衆トイレを新設または改修する計画「Ur in Luck」(you’re in luck、運が良いという意味)を発表。これは、公衆トイレに「おむつ交換台」を設置する計画が、予定より3年早く完了したことを受けて発表されたもの。
今回、市長自らが命名した「Ur in Luck」計画は、今後5年間で82ヵ所の公衆トイレを新設または改修すると同時に、今後2年間で14ヵ所の自動公衆トイレを増設する予定だ。
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アダムスNY市長は会見で、「トイレに行きたいのに公衆トイレがない! これは私たち全員が直面したことがある問題だ。NY市をより住みやすい街にするために、最優先で取り組まなければならない案件である」と強調。
すでに、グーグル・マップ・レイヤー(Google Maps layer)を活用し、利用できる公衆トイレの場所を案内。マップは半年毎に更新される予定で、市内公園だけでなく地下鉄や図書館など、市が運営する「公共スペース」のトイレも表示されている。
アダムスNY市長は、「グーグル・マップ・レイヤーを使用すれば、安心して外出できるようになります。Ur in Luck、ニューヨーク!」と自信満々。
日本と比べると「まだまだ」だが、ニューヨークのトイレ事情が進化するのは喜ばしいニュースだ。
- ニューヨーク市内のトイレ場所を示したグーグル・マップ・レイヤー
on.nyc.gov/restroom