五嶋龍主宰「日米武道館」開館1周年
遠征サポート・奨学金ファンド設立
昨年6月、コリアンタウンに開講した空手道場「日米武道館(JAPANESE AMERICAN BUDO KAN)」が6月11日(日)、1周年記念を祝った。同館主宰はヴァイオリニストとして活動を続けてきた五嶋龍。5歳から空手を学んでいた五嶋は現在、日本空手協会と全米空手連盟の両認定3段を保持している。
11日は通常稽古の後、レセプションを開催。同館から大会に参加する選手への経費サポートや、進学にあたっての奨学金を対象とした独自のファンド設立もアナウンスされた。
五嶋は、「これを機に、ますます稽古に励み、武道に通じる精神を養い、精進してほしい。自己完成に努める子どもたちが、明日に向ってより打ち込めるようサポートしていきたい」とコメント。五嶋がかつて行っていた、クラシック音楽を学ぶNY市内公立高校生を対象にした奨学金「五嶋龍音楽優秀賞」同様、指導するだけでなく、活動そのものを支援するのが「五嶋」流だ。
「ニューヨーク」という土地柄もあり、同館に通う生徒は年齢・人種も様々。そんな中で五嶋の指導方針は、「何を重点的に練習したいのか」を重要視。生徒それぞれの要望を満たすことを最優先としている。
また、「空手は古武道ですが、新しいアプローチで指導していきたい」と話す五嶋は、怪我のリスクを軽減するため、ウォームアップの際に、柔道の「受け身」を取り入れている。柔軟かつ楽しんで学べることがモットーだ。
クラスのスケジュールおよび詳細はウェブサイトで。
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- 日米武道館(JAPANESE AMERICAN BUDOKAN)
■住所:38 W. 32nd St. #1309 (Floor 12A)
■連絡先:info@jabudokan.com、Tel:603-803-3757
■クラスのスケジュール・詳細は下記ウェブサイトで
www.jabudokan.com