JMSA「感謝の夕べ」支援者へ謝意表明
東北から研修医も参加
米国日本人医師会(JMSA)は4月26日、東44丁目のイェール・クラブで、「ベネファクター・アプリシエーション・イブニング/感謝の夕べ(Benefactors Appreciation Evening)」と題したイベントを開催した。

JMSAのミッションと慈善活動を支援する企業・団体・個人に対し、感謝の意を表すことを目的に、主要年間行事として昨年始められたもの。2度目となる今回は、JMSAメンバーに加え、多数の支援者が集う盛会となった。
カクテルレセプションを楽しんだ後、加納麻紀JMSA会長のMCでイベントがスタート。アメリカにおける同会の活動に加え、東北大震災以降、被災地で展開する医療活動・支援の報告などを行なった。
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またJMSAが実施する「東北研修医教育NYプログラム」の参加者7人も出席。これは研修中の若い医師らをアメリカに招き、医療現場を体験する教育プログラムで今回が17回目。東北大学病院の石井正医師と阿部倫明医師、福島県立医科大学附属病院の大谷晃司医師、岩手医科大学の鈴木悠地医師、町立西和賀さわうち病院の石亀慎也医師らも引率役として来米した。
JMSAは、日米の医療分野で研究を行う医師、医学生、研究者らに贈られる「医学奨学金」制度とあわせて、未来の医療を担う若者らの支援を継続する。