2015年5月15日号 Vol.253

吉野美奈子・人魚像
エッジウオーターに永久設置



マンハッタンのウエストサイド63丁目に現在3・5メートルの彫像「ラバーズ」を設置している彫刻家・吉野美奈子が4月30日、対岸のNJエッジウオーター・ハーバーに面したコンドミニアム形式のレジデンシャル「ザ・パール(45 River Rd., Edgewater, NJ)」(ナショナルリソース社所有ハドソン・ハーバー・コミュニティ内)に依頼を受けて制作した人魚像=写真=を永久設置した。
 素材はブルーストーンで、彫刻に用いられることはまれ。昨夏、ペンシルベニア州の採石場から切り出された重量15トンの石材を吉野さんが半年以上もかけて制作したものだ。
 現在、「ザ・パール」内では大理石彫刻の吉野美奈子展も開催されている(6月28日まで毎週末午前11時〜午後5時、入場無料)。「ザ・パール」入館の際、「吉野美奈子の個展と人魚像を見に来た」と告げると入ることができる。
 また、現在マンハッタン側に立っている彫像「ラバーズ」は5月20日にザ・パールに隣接するピアに移設される。
 吉野さんは、「毎晩筋肉痛で2度も3度も目覚めてはストレッチをしながら完成にこぎつけました。今はとにかく嬉しい」と満面の笑み。今後の予定について「タリータウンに設置する古代魚とNJのシナゴーグに設置するホロコースト70周年メモリアルの二つの作品の制作にかかっています」と話した。

問合せ:www.minakoyoshino.com


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