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ゴキブリに名前をつけて!「ネーム・ア・ローチ」

ゴキブリに名前をつけて!
バレンタインの特別企画
ブロンクス動物園「ネーム・ア・ローチ」

ブロンクス動物園でバレンタインデーにちなんだ特別企画「ネーム・ア・ローチ(Name a Roach)」が開催中。

同園で飼育・展示する「マダガスカルゴキブリ(Madagascar Hissing Cockroach)」に、「愛する人」の名前を付けてもらおうと2011年に開始されたプログラム。「とらえどころがなく、回復力があり、時には怖い…愛はゴキブリのようだ」と説明する 

ネーム・ア・ローチ
命名した証明書(photo © Bronx Zoo)

「愛を伝えること」を目的にした企画だったが、やはり「ゴキブリ」に対する印象は悪く、「別れた恋人」や「憎いアイツ」の名前をつける人が登場したこともあり話題となった。

主役の「マダガスカルゴキブリ」は、マダガスカル島にのみ生息する大型のゴキブリで、大きいものは7センチ程に成長。一般的に「ゴキブリ=害虫」というイメージだが、 「ナショナルジオグラフィック」の説明によれば、マダガスカルゴキブリは害虫ではなく、人家に住みつかず、林床に生息。名前の「Hissing(シュッシュッと音を立てる)」が示す通り「シュッシュッ」という噴気音を発するのが特徴だ。オスの頭部には突起物「ツノ」があり、オス同士はシュッシュッ音を出しながらツノを使って対決する。主食は果実や草花で、人を噛んだり、匂いもせず、世話も容易であることから、ユニークなペットとしても飼われている。

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ネーム・ア・ローチ
靴下とゴキブリのぬいぐるみ(photo © Bronx Zoo)

今年の「ネーム・ア・ローチ」では、バレンタイン当日の2月14日にEメールで配信される「デジタル証明書(15ドル)」の他、「印刷版証明書+ゴキブリのぬいぐるみ(40ドル)」、「印刷版証明書+靴下(1足35ドル、2足50ドル)」、「印刷版証明書+ゴキブリのぬいぐるみ+靴下2足+専門家とのライブトーク(85ドル)」などを用意(季節限定商品のため無くなり次第終了)。デジタル証明書であれば、遠く離れた愛しい人へ贈ることも可能だ。

同園広報のジョン・F・カルベリ氏は、「バラは枯れ、チョコレートは溶けるが、ゴキブリは繁殖し続ける。あなたの特別な人に、あなたの愛が永遠であることを伝えてください」とコメント。

収益は、「野生動物保護協会(Wildlife Conservation Society)」の活動に役立てられる。

ネーム・ア・ローチ

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