NYC観光局と
ストリート・ブランドがコラボ
「NYC TOURISM x TIER」
「ニューヨーク市観光局+コンベンションズ(New York City Tourism + Conventions)」(以下NYC観光局)が、ブルックリンを拠点とするストリート・ウェア・ブランドの「ティアNYC(Tier NYC)」とコラボ。NYC観光局の新しいロゴ= 写真①=やブランド・アイデンティティをアレンジした限定のトラベル・コレクションを発表・販売中だ。
ラインナップは、パーカー= 写真②=、スウェットパンツ、靴下=写真③=、キャップ(帽子)の4アイテム。NY市をイメージしたカラーパレット=リバティ・グリーン、タクシー・イエロー、フェリー・オレンジからロックス(Lox)・ピンク、ブリック・レッド、ロッカウェイ・サンド=を使用。昨年3月、ニューヨーク市観光局(旧:NYC & Company)が現在の名称に変更後、初の試みだ。
NYC観光局は、「市内5区のインスピレーションを反映させたデザインは、ニューヨークの魅力と不朽の創造性を称えている」と説明している。
「ティアNYC」は2014年、ブルックリン出身の黒人男性3人=ナイジェリア・イーリー、エザイ・ジーン・シモン、ヴィクター・ジェームス=によって設立。ファッションを表現の手段として捉え、「アートは決して死なない(ART NEVER DIES. ®)」をコンセプトに、メンズ、レディース、子ども服、アクセサリーや小物などをプロデュース。プロバスケットボール選手のカーメロ・アンソニーやジミー・バトラー、ラッパーでヒップホップ・ミュージシャンのリック・ロスなどが愛用、アディダスとのコラボも実現させた。
その他、スヌーピーで知られるチャールズ・シュルツの漫画「ピーナッツ」とコラボした限定商品も販売中。1968年に登場した黒人少年のフランクリン・アームストロングをフィーチャーしたデザインで、ファッション業界で多様性を推進する団体「ハーレム・ファッション・ロウ(Harlem’s Fashion Row)」が協力。「ブランド」と「有色人種」の架け橋となっている。
現在、「ティアNYC」の全商品はオンライン販売のみ。ただし、チェックアウト時に「ピックアップ・イン・スタジオ」を選択することで、取りに行くことは可能だ(日時指定有り)。在庫が無い商品はプレオーダーも受け付けている。詳細はウェブサイトで確認を。
Tier NYC
- http://shoptier.nyc
- カスタマーサービス:info@shoptier.nyc