2017年08月11日号 Vol.307

NY広島・長崎原爆犠牲者追悼
インターフェイス平和祈念式典
宗派・宗教越えて「平和の集い」


思いを胸に熱唱した混声合唱団「とも」と子供たち


広島・長崎原爆犠牲者追悼のための、インターフェイス平和記念式典「平和の集い」が8月5日、ミッドタウンのパーク・アベニューにあるセント・バーソロミュー教会で開催された。
同式典はニューヨーク仏教連盟会長でニューヨーク・インターフェイス・センター副会長の仏教僧侶(浄土真宗)中垣顕實法師が、宗教や宗派を超えて関係者が集い、平和への祈りを捧げることを目的に始め、今年で24回を迎えた。
和楽器奏者の渡辺薫による笛、太鼓の演奏で式典が開始。初めに中垣法師が開会の挨拶を行なった後、仏教、キリスト教、ユダヤ教、イスラム教、ヒンズー教、アメリカン・インディアンなど、それぞれのスタイルで平和への思いを伝えた。また被爆者のウエスト富子さんは、後世へ伝える重要性を訴えたほか、広島市の松井一實市長、長崎市の田上富久市長からのメッセージも披露された。
今回はジャズ・ピアニストの秋吉敏子、フルート演奏者のルー・タバキンが参加。「平和」へ思いを込めたオリジナル曲を演奏。ニューヨークの混声合唱団「とも」とともに参加した子供達が、「青い空は」を熱唱。広島出身の母を持つ6年生のジュリアン・イシガラハくんが子供達を代表して、初めて訪れた広島のこと、平和について思うこと、を述べた。式典では、広島に原爆が投下された日本時間午前8時15分に合わせた7時15分に、平和の鐘を鳴らして終了。
式典の後は、セント・バーソロミュー教会からセント・パトリック教会、ロックフェラーセンター間で平和行進を行った。


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