2017年08月11日号 Vol.307

ドラマティックな天文ショー
NYは「部分日食」
北米で「皆既日食」8月21日


図(1):皆既日食が観測できる地域「皆既日食帯」と、部分日食で月が太陽を隠す割合を示した地図(提供:NASA)


月が太陽をすっぽりと隠してしまう「皆既日食(Total Solar Eclipse)」が8月21日(月)、アメリカ国内各地で観測できる。1979年2月26日以来、38年ぶり。太陽のコロナやダイヤモンドリングなども見えるドラマティックな天文ショーだ。

NASAの発表によれば、今回、アメリカでの「皆既日食」ファースト・コンタクトポイントは、オレゴン州のリンカーン・ビーチ(現地時間午前9時5分)。その後「皆既日食帯」は、東海岸のカリフォルニア州へと移動していく=図(1)=。太陽の一部が隠れる「部分日食(Partial Solar Eclipse)」は、さらに広範囲で、アメリカ国内だけでなく、カナダやメキシコでも観測可能。

NY市内では、午後1時23分から「部分日食」が起こる。午後2時44分には太陽の約71%が隠れ、午後4時に終了する=図(2)=。

この神秘的な自然現象を広く楽しんでもらおうと、NASAは専門のウェブサイトを開設(別記)。日食の仕組みや歴史に加え、グーグルマップと連携させた「日食観測マップ」、各地で行われるオフィシャルイベントの案内、専用アプリの無料配布、当日はライブ映像をストリーミング配信する予定だ。

同時に、通常のサングラスで太陽を直視しないように警告する。専用メガネや減光フィルター(ISO 12312-2と表記されているもの)の使用を奨励している。

次回、北米での日食は2024年4月8日。NY市内で約90%の部分日食、五大湖近くまで北上すれば、完全な「皆既日食」を見ることができる。

NASA Eclipse 2017
https://eclipse2017.nasa.gov



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