2017年07月07日号 Vol.305

「句」で綴った日本文化
書道家・竹原弘記



書道家・竹原弘記の個展「日本文化を伝える書」が、 在ニューヨーク日本国総領事館広報センター内ギャラリーで、7月5日(水)から25日(火)まで開催されている。
巨大筆を用い、独創的な書を展開する竹原が、日本文化に向き合って制作した作品を展示する。「ありがとうご先祖様の盆供養」「一年の心がまえと初日の出」「梅干しを食べたあとにはすっぱ顔」など、五七五の音で日本文化を綴った句を、金銀の細かい箔を散らした料紙に、繊細なタッチで表現する。
「以心伝心」「一期一会」といった四字熟語を、手透きの和紙の軸にしたためている。巨大筆による長さ10メートルの作品「円相」は、ビデオ映像におさめた。これら巨大筆による作品は、竹原の代表作として知られる。使用する巨大筆も、自分で作っている。最大で5メートルの筆を使うという。
竹原は岡山県生まれ。4歳で書道を始める。2009年から書道家としての活動を始め、デニムの着物とサングラスといった出で立ちで、11年から海外での書道活動を開始。フランス、アメリカ、イギリスなどで個展や、巨大筆による書道パフォーマンス、ワークショップを開き、自身が名付けた「コミュニケーション書道」を展開している。
13年セントラルパークでのジャパンデーでは、和太鼓と三味線とのコラボで、巨大筆による書道パフォーマンスを披露。14年から活動の拠点をイギリスに移し、「書」の海外普及にも尽力する。

■7月5日(水)〜25日(火)
 9:30am〜4:00pm(週末休館)
■会場:在ニューヨーク日本国総領事館
 299 Park Ave., 18th Fl.
 ※入館に要写真付ID
★アーティストHP:
 http://sho.ob6.info



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