2017年07月07日号 Vol.305

想像力を形にする技術
ガガの「空飛ぶドレス」も
「ドローン:限界はあるのか?」


Volantis, Photos courtesy of Svetlana Jovanovic


A Gyrodyne QH-50 DASH (Drone Anti-Submarine Helicopter)


イントレピッド海上航空宇宙博物館で、「ドローン」にスポットをあてた展示が開催されている。
「ドローン」とは、遠隔操作(または自律動作)で動く「無人航空機」または「マルチコプター(3つ以上のローターを搭載した回転翼機)」の通称。元々は軍事利用を目的に、「無人の航空機を遠隔操作する」という発想から誕生したもので、第二次大戦中にアメリカが開発した無人航空機「BQ-7」が、世界初のドローンともいわれている。
同展では、開発初期から近年まで、その技術発展の歴史、ニュース、現場でドローンがどのように利用されているかなど、実物、模型、映像、写真などで紹介する。
ハイライトは、2013年にレディー・ガガが発表した世界初の空飛ぶドレス「ヴァランティス(Volantis)」=写真=。ドローンと衣装を一体化させたもので、ガガの遊び心に皆が驚かされた。その他、オンラインショップを運営するアマゾンが「配達用」として開発中のプロトタイプも紹介。また、ドローンが可能にしたユニークな映像や、ドローン視点から捉えられた風景なども上映されている。

軍事目的で生まれたドローンだが、今日では、野生動物の保護、宇宙探査、災害調査、スポーツ中継、芸術的な表現から日常生活まで、様々なシーンで活用され、欠かせないものになっている。
「ドローンに限界はあるのか?」。人間の想像力を「形」にし、可能性に挑戦、その限界を打ち破ってきた技術躍進。「ちょっとドローンで散歩」という近未来が見えるようだ。

DRONES:Is the sky the limit?
■12月3日(日)まで
■会場:The Intrepid Sea, Air & Space Museum
 Pier86(12th Ave. & 46th St.)
■大人$33、65歳以上$31、5 -12歳$24
■NYCレジデント(要ID) :
 大人/シニア$19、5-12歳$17
www.intrepidmuseum.org



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