2017年3月17日号 Vol.297

JS展示「第三のジェンダー」
日本における多様な性文化
映画、書籍でさらに追求


Kitagawa Utamaro (1753−1806), From the Series Twelve Forms of Women's Handiwork, late 1790s. Courtesy of the Royal Ontario Museum, (C)ROM


ジャパン・ソサエティー(JS)ギャラリーで、3月10日(金)から6月11日(日)まで開かれている展覧会「第三のジェンダー:浮世絵に描かれた若衆」。江戸時代、若衆と呼ばれた美少年を描いた浮世絵作品などを紹介している。
この関連イベントが行われる。いずれも要予約。

■映画上映会&アーティストトーク
「グレアム・コルベインズ監督と語る:クィア・ジャパン」
3月31日(金)午後7時

現代日本におけるLGBTQ+コミュニティーを描くドキュメンタリー映画「クィア・ジャパン」の先行上映会。まだ製作中のこの作品、この日はコルベインズ監督自身が上映会用に選定した映像を観ながら、第三のジェンダーの現代に至るまでの変遷などを、監督に語ってもらう。共同プロデューサーの石井アン氏も登壇する。
○一般12ドル、会員・シニア・学生10ドル。

■ブッククラブ 三島由紀夫「禁色」
4月1日(土)午後2時半

同性愛者の欲望、他者を利用しての復讐を描く三島由紀夫の長編小説「禁色」を読み解く。三島の自叙伝とも考えられているこの作品は、女性に裏切られ続けた老作家が、美青年・悠一を操ることによって、女性への復讐を試みる過程を描く。戦後日本の、知られざる同性愛者の世界へと読者をいざなう。司会はボストン大学のキース・ヴィンセント教授。
○一般12ドル、会員・シニア・学生10ドル。

■特別シリーズ「イメージ・イン・フォーカス−焦点を合わせて」
3月26日(日)午後2時
4月23日(日)午後2時
5月21日(日)午後2時
異なる分野で活躍する専門家らが、「第三のジェンダー」展から選んだ作品に焦点を当て、独自の視点から語る20分のトーク。展覧会入場料で参加可能。
3月26日はジャーナリスト、ニュースクール大学講師のクリステン・ソーリー氏、4月23日はショルテン・ジャパニーズ・アートギャラリーのディレクター、キャサリン・マーティン氏が決まっている。

第三のジェンダー:浮世絵に描かれた若衆
■6月11日(日)まで
■会場: Japan Society:333 E. 47th St.
■一般$12、シニア/学生$10、会員/16歳以下無料
※毎金曜6:00〜9:p00pm無料
■Box officeTEL: 212-715-1258
www.japansociety.org


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