2017年3月17日号 Vol.297

画家・文筆家佐々木健二郎氏講演会
「これがアメリカの現代アートだ!」

講演会でアメリカの現代アートについて語る佐々木氏


日本クラブは3月9日(木)、ニューヨーク在住48年の画家で、文筆家・作家の佐々木健二郎氏を講師に迎え、「これがアメリカの現代アートだ!」と題した講演会を開催。多くの参加者で賑わった。
佐々木氏は、1936年仙台生まれ。61年東北大教育学部美術科、66年にはメキシコ・インスチテュート・アジェンデを卒業。画業と並んで、アメリカ美術に関する著書、ニューヨークの日本文化を考察した「日本文化ニューヨークを往く」など計5冊を出版。13年には「知られざるハレム」、16年は「北の虹」を出版し作家としても活躍している。
「アメリカは、経済や科学技術の面のみならず、映画、演劇、ジャズはじめポップミュージック、ポップアート等世界に大きな影響を与えています」と語る佐々木氏は、作品30点を時代順にスライド上映しながら、20世紀のアートが変貌する様子を解説。現代アートでは、さまざまな表現方法、カテゴリーが創造され、従来には無かった解釈で斬新な作品が多く誕生した」とも話した。
1910代に起こったダダイズムは、戦争に対する抵抗が根底にあり、既成概念、常識の否定、破壊を特徴とするの考え方。ニューヨークのダダイズムの中心とされたのが、マルセル・デュシャン。なお前衛芸術の始まりは彼の作品(トイレの便器)で、後の美術に影響を与えた。


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